お知らせ
INFORMATION
スタッフ体験談④ 何のために⁉︎
当社のスタッフが実際に体験した騒音トラブルをご紹介する「スタッフ体験談」第4回目は、Sさんが一人暮らしをしていたアパートで体験したお話しです。
当時Sさんが暮らしていたのは3階建のアパートの3階、階段を登ってすぐの部屋でした。
つまりお隣さんは1部屋だけ。
そのお隣さんとは生活リズムが違ったのか、一度もお見かけしたことがありませんでした。
生活音も一切聞こえてきません。
ドアの横に傘などの私物が置いてあったので、誰かが住んでいたのは確かなのですが…
そんな静かな環境で暮らしていたSさんは、アラームが鳴る前に起きてしまうほど目覚めが良い人でした。
それは休日も然り。
とある休日、Sさんは当然のように出勤する日と同じ時間に目覚めました。
のんびりと朝食を食べ、食後のコーヒーを味わっていると、突然隣の部屋からある音が聞こえてきました。
「コケッコッコー」
そう、ニワトリの鳴き声です。
と言ってもスタッフMさん(スタッフ体験談①)が体験したようなリアルなニワトリの鳴き声ではなく、アラームの音がニワトリの鳴き声に設定されているようで、同じ間隔で「コケコッコー」が繰り返されています。
Sさんは反射的に時計を見ました。
時刻は午前8時です。
「お隣さんはいつもこの時間に起きているのかな?」
そんなことを思いつつ、Sさんは朝食の後片付けをしにキッチンへと向かいました。
後片付けを終え、部屋に戻ったSさんはあることに気付きます。
「あれっ⁉︎まだアラームが鳴っている…きっとお隣さんは朝が弱いんだろうな」
と特に気にせず、Sさんはイヤフォンをつけて映画を見始めました。
そして約2時間後、映画を見終わってイヤフォンを外してみると…
まだ「コケッコッコー」と聞こえてくるではないですか!
流石に心配になったSさん。
「アラームを解除しないまま出かけてしまったのかな?まさか具合が悪くて動けないとか⁉︎」
時刻はもう11時。
アラームが鳴り始めて3時間が経過しようとしています。
そこでSさんは管理会社に電話をすることにしました。
事情を伝えたところ「ちょっと壁を叩いてみることは出来ますか?」と管理会社の方が言いました。
「壁を叩いたりしたらお隣さんに恨まれたりしないかな?管理会社から電話してくれれば良いのに…」と思いつつも遠慮がちに壁をドンドンと叩いてみたSさん。
すると程なく「コケッコッコー」というアラームの音がピタリと止みました。
「お隣さん居たんだ…って言うか、3時間アラーム鳴りっぱなしってアラームをかける意味あるのかな?」と思いつつも、一安心したSさん。
翌日には管理会社から各戸に、騒音に関する注意喚起のお手紙が投函されました。
これにて一件落着、となれば良かったのですが、それからも度々アラームの音が長時間聞こえてきたそうです。
その度に管理会社に電話するのも気が引けたSさんは、1時間以上アラームが鳴りっぱなしの時は遠慮なく壁をドンと叩くようにしたそうです(笑)
1時間も待つというところがSさんらしいと、当社のスタッフの間で笑いが起こったお話しでした。
騒音バスターズではマンションなどの集合住宅の他にも、戸建の騒音トラブルのご相談も承っております。
全国対応しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。